70年代にテロルの根源あり?


約4年振りに日本に行って、こちらに戻ってからすでに1週間が過ぎてるんですが、今になってなんかムラムラとしてきたのでひとこと。。


久々の日本だったので、こちらでみることができていなかった映画をレンタルしてDVDで何本かみたのですが、主なものは以下の通り。。

日本で生活している方々にはいまさらの2本ではあると思いますが。。
「実録・・・」のほうは、こちらに戻ったら5月初めにパリで公開されていたことを知り驚きました。カイエ・デュ・シネマにも記事が数ページにわたって載ってました。まあこういうはなしはフランス人も好きだからあり得るか。。とりあえず、そちらの方のはなしはいずれどこかでするとして・・・


20世紀少年」のほうは、原作も読んでいなかったので、マンガの方も読みつつみてみました。
マンガの雰囲気そのままに作ろうとする意気込みは感じますが、そっくりに作って情報量が減ってしまうならば、映画化する意味がなんかあるのでしょうか。そっくりにすることで原作のファンが楽しめるようなるのかもしれませんが、それ以外の人が全く理解できないのであれば、別にマンガのままでいいんじゃないですかね。
いろいろある映画作品を褒めることはあってもけなすことがほとんどない私にあって、とりあえずこの作品の映画化のテーマを個人的に考えてみるとすると、、、
「原作のテーマとかは別にして、とりあえず見栄えをそっくりに作りながら、7、8巻分を2時間強に収める試み」
、、、なんじゃないか、という結論に達しました。いちおう実験映画なのかな?


その試みがうまく行っているかどうかは考えないとして、、、この2本の映画って、よくよく考えたら似たようなお話なのですね。ケンジくんもちゃんと総括できていたら、テロリストとして生きることもなかったのかもしれません。



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