LE CALENDRIER DES FROM' GIRLS

Atom Heart Mother (Pink Floyd)




チーズのカレンダーに注文殺到、セクシーな女性がアピール(ロイター)


[パリ 11日 ロイター] フランスのチーズ生産者の団体が、丸みのあるやわらかなチーズの魅力を伝えるため、下着姿のセクシーな女性たちがポーズをとるカレンダーを制作した。(…)

カレンダーが欲しい人はこちらへ。
お早めにどうぞ。

参考までにこちらも。。


痩身イメージのフランス女性、26%が過体重=調査(ロイター)


[パリ 10日 ロイター] フランス人女性は一般的にスリムなイメージを持たれるが、その4分の1は過体重であることが、10日に発表された最新の調査で分かった。(…)


コメントは後ほど・・


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汚穢と禁忌

99 Luftballons (Nena)



儀礼としての「てい毛」、美馬達哉(SAFETY JAPAN@日経BP


(…) 文化人類学者のメアリー・ダグラスは、現代社会での不潔は、病原菌の有無という医学や衛生の視点から科学的に説明されているが、実際には伝統社会での文化的・宗教的な価値観とも共通する性質が多いことを指摘している(『汚穢と禁忌』(メアリー・ダグラス著/塚本利明訳、思潮社)など)。

彼女によれば、不潔とは、そもそも科学的な概念ではなく、場違いな場所におかれて調和を乱すものを指している価値的な概念だというのだ。 (…)


日本人女性と結婚してたりつきあってたりするフランス人男性たちから「なぜ日本人の女の子はナニの毛を剃らないのか? きたねーだろ!」とよく聞かれる。彼らにとっては、どうもそれだけは我慢ならんらしい。この手の質問は日本にいた頃、イギリス人にも聞かれたことがある。たしかに欧州(予想するにアメリカや南米も?*1)の女性のほとんどは "とぅるとぅる" か、申し訳程度に残している*2ぐらいのようだ。日本では「日本人女性よりも欧米人女性の方がその辺(腋も含めて)はそのままの姿にしている人が多いんじゃないか」と思い込んでいる場合が多いが、そういったたぐいの話をフランス人にすると、「70年代じゃないんだよ!」と返されたりする。上記の質問をしてくるフランス人に冗談で「 "とぅるとぅる" だとわかめ酒ができないね」といったら思いっきり引かれてしまった。この世のものとも思えない不潔さを感じさせてしまったようだ。フランス人だってあんなこととかこんなこととかするくせに、なぜかナニの毛だけはとんでもなく不潔なものらしい。


先日ここに書いた『生贄婦人』の中にもあったが、にっかつロマンポルノなんかに出てくる女性の "てい毛"というのは、その女性自らによって行われるものではなく男性が行うものがほとんどで、その女性が人前(他の男性の前)で裸になれないよう、その女性の所有権を主張するために行う、あるいは普通の女性が行わないことを強要して恥ずかしい目にあわせるといった場合が多いと思う。
最近の日本人女性はどうなのだろうか? にっかつロマンポルノの時代と同様に、やはり "とぅるとぅる" になっているのは恥ずかしいことなのだろうか?


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なんかお下劣なことをずらずらと書いてしまいましたが、最初にあげたメアリー・ダグラスの『汚穢と禁忌』のフランス語版をいま読んでいて、日本語訳のタイトルとか出版社名とかをメモっておきたかっただけです・・


汚穢と禁忌 (ちくま学芸文庫)

汚穢と禁忌 (ちくま学芸文庫)


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*1:フランスのエステの中には、 "とぅるとぅる" にするコースを「ブラジルスタイル」と名付けているところがあるらしい。

*2:フランス語でなんていうのか忘れたが、縦に細長く毛を残した状態をパリのメトロのチケットの裏側に例える言葉がある。なぜだか知りたい人はこちらを参照のこと

MARUOJIGOKU

少女椿



こんな記事発見


フェンダー+エヴァンゲリオン コラボギター、12月1日出品! - Guitar Labo - Yahoo!オークション


FENDER(R)U.S.A.のトップビルダーが、「エヴァンゲリオン」とコラボ!


これだけでも驚きだというのに、そのコラボレーションから誕生した世界に2本しかないモデル「REI STRATOCASTER (R) TYPE01」と「REI TELECASTER (R) TYPE02」が12月1日、ヤフオクに登場します!!
出品はEVANGELION STORE(オークション)。ここではその誕生の過程、ビルダーYuriy Shiskov(ユーリ・シスコフ)が語るコラボモデルの世界観、スペックをまとめてお届けします。 (…)


なんだかなぁ。。
オークション見てみると、ストラトで600万、テレキャスタで400万をいま越えてるし。。。とても実際に弾くとは思えないし、やっぱり投資の一環なんでしょうか。



この辺やるんだったレイより丸尾モノでしょう。エヴァンゲリオンを全く知らないので真偽はわからないけど、「みどりちゃん(丸尾末広) → 何処へでも行ける切手(筋肉少女帯) → 綾波レイ貞本義行)」といわれているようだし、アニメファンにもウケるかもよ。(んなこたぁないか・・)
丸尾氏の作品の中のキャラクターではやっぱり「少女椿」のみどりちゃんが人気なんでしょうけど、「パラノイアスター」に収められている「意志の勝利」に出てくるフリッツくん(だったかな? うろ覚え・・)の方が個人的にはお気に入りです。


このギター落札した人は、ぜひこれらのギターとともにライブに出て、ステージ上でたたき壊して欲しいです。






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Mørke (2005)

Mørke (2005)



前回のと同じく、最近趣味で字幕を作った映画のひとつ。ずいぶん前に観てたんだけども、再度DVDを引っ張りだして字幕に挑戦してみました。デンマーク映画で、サスペンスと言うかスリラーと言うか、まあそんな感じ。。たぶん日本では公開されてないと思います。





事故で身体障害者になったお姉さんから突然一人の男性を紹介され、その男性と結婚したいと報告されます。ずっとそのお姉さんが孤独に生きて来たことに対して負い目を感じている主人公は、少し疑問を持ちながらも姉の結婚の日を迎えますが、そのお姉さんが結婚式の日の夜に自殺。結婚相手が葬式の直後に姿を消し、残していった荷物から主人公が疑惑を持つようになり、その男を見つけ出してみるとまた障害者と結婚することになっていて・・・
しあわせな孤独 (2002) の中で事故により下半身不随になる男を演じたニコライ・リー・コスが、今度は事故で身障者になったお姉さんを気遣う役に。。


基本的にこの物語の中では、《何かを言わない》《言葉が足りない》ことで事件が起こって物語が進んでいるようです。それは物語の最後の方でも登場人物の言葉の中にはっきり言われてますが、考えていることをはっきりと言う人が多い欧米の文化の中では、このようなことが物語になりやすいのかもしれません。逆に日本ではいろいろと言葉をぼかしながら、相手の言いたいことを《感じ取る》のが重要な気もするし、ひょっとしたら日本の映画の中では《何かを言う》ことで事件が起こることが多いのかも。

その辺を考えながら Stupeur et tremblements (2003) を見直してみたら、以前とは違う感覚で観ることができました。このフランス映画の中では、主人公が日本企業の中で《余計な発言》を繰り返して様々なトラブルを抱え込んでしまいます。「本当の日本人になりたい」と言っていたこのベルギー女性が、とんでもないイジメを行う上司の日本人女性に対して『戦場のメリークリスマス』の話を持ちだして、「メタファーを読み取るべきじゃない?」といった時には、すでに上司の日本人よりも日本人らしいことを言ってるんじゃないかと思ってしまいました。



で、話は戻って表題のデンマーク映画の方。タイトルの "Mørke" なんですが、英語で言えば "murk"、「暗闇、ダークネス」みたいな意味になりますかね? この言葉は映画の中に登場するある街だか村だかの名前にもなっていて、「すごい名前の街だなぁ」なんて思っていたら、実際にこの街がデンマークに存在してました。(map:x10.376425y56.3304361) フランスにも "Anus(肛門)" なんていうとんでもない名前の村とかあるし、この辺の欧米人のネーミングのセンスと言うか、すごいなーと思いますよほんと。。


字幕の方はといえば、この物語で意外にキーになってる言葉で、お姉さんの死亡広告に載った "Tak for alt" という言葉の訳にしっくりした日本語が思いつかなくて、いまだにイライラしてます。それともうひとつ。。。結婚式のシーンで出席者が皆で歌う歌がいまいち理解できなくて困ってますわ。デンマーク語わかる人がここを見てるなんて思いませんが、ひょっとしたら誰か教えてくれないかなーなんて淡い期待を寄せながら、以下に歌詞を載っけてみます。前回のもそうなんですが、歌詞ってのは結局 "詩" なので、詩の翻訳ってやっぱり難しい・・・ 如何に自分の日本語力が貧弱なものかを思い知らされます。



det' hammer hammerfedt
nu fester vi om lidt

alle ser vi chancen
for at tab' balancen

for vi er til bryllup
og det er ikke rent fup

grib nu jeres glas
og slå jer løs



det' hammer hammerfedt
nu kysser de om lidt

Julies hjerte banker
kun for søde Anker

de to holder sammen
alt er fryd og gammen

Iøft nu jeres glas
og sig så skål



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Сестры (2001)

Сестры (2001)



2週間ほどネットがつながらなくなってました。フランスのネット環境はあいかわらずです。


そんな中、最近は引越し準備で忙しいながらも、ヨーロッパ映画の日本語字幕なんか作って、一人部屋でこそこそと楽しんでます。字幕作ったりすると何度も1本の映画を見ることになるので、一度見ただけでは気づかなかったものを見つけたり、疑問に思ったりしたところをいろいろ調べたりもするし、いろんな発見があってなかなか楽しめます。
これまでに字幕を作った中に Сестры (2001) というロシア映画があります。タイトルの意味は「SISTERS(姉妹たち)」ですね。オタク文化にあまり詳しくないながらも、これはなかなか少女趣味の人にもウケるんじゃないかと思ったり。。日本では劇場未公開で、数年前にシネフィル・イマジカで放映されてるらしいですが、DVDとかは出てないんでしょうかね。


ストーリーを簡単に説明すると、13歳と9歳の父親違いの姉妹が、マフィアの追っ手を逃れて旅をするというもの。ロードムービー的雰囲気もあるなかなか楽しめる娯楽映画ですが、監督のセルゲイ・ボドロフ(息子の方)さんは、この映画を初監督したあと、2本目の準備中に事故で死んじゃいました。いわゆるこの作品が最初にして遺作になってしまいました。


主演でお姉さんを演じているオクサナ・アキンシナはこの映画に出たあと、スター街道まっしぐら。ロシアだけじゃなく、スウェーデンでは Lilia 4-ever (2002) なんてのに出るし、ハリウッド映画の ボーン・スプレマシー (2004) なんてのにも出ました。最近では Стиляги (2008) なんていう、これまたおもしろいミュージカル映画に出てました。


Сестры の中で、妹の方のディナちゃんがお金を稼ぐために路上で歌を披露するのですが、この歌の字幕を作るために、元歌をネット上で探しまわってみました。私の予想通り9歳の女の子が歌うような内容じゃなかったのですが、それよりも、調がかわるだけでこんなにも歌の雰囲気が変わるんだなと改めて感心させられました。
元歌のほうは Lubeh というロシアのバンドの Kombat という歌なんですが、ディナちゃんの歌からはとても想像できない内容のクリップを発見しました。このバンドの他の曲もいくつか聴いてみましたが、これがなかなか興味深い。これからちょっと注目してみようかと思います。


とりあえずは、ディナちゃんの Kombat と Lubeh の Kombat を聴き比べてみてください。あなたも新しい発見があるかも。



ディナちゃんの Kombat(最初の1分間ぐらい)





Lubeh の Kombat



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Taco

Taco




といっても、「ぷてぃおなりっ〜♪」とか歌ってたオランダ人じゃないです。


タコですよ、タコ!


まさかと思って You Tube あさってみたら、、、
山崎春美とかロリータ順子と聞いてニヤリとする貴方は、いまちゃんとした生活を送れているのかどうか心配です。









人権団体かなんかのクレームで発禁になった幻のアルバムです。
実家のどこかに眠ってるはずなんですが、、、探してみるかな〜


ついでにこんなのまで見つけました。
いまこの曲の音源が日本で見つけられるのかどうか知りませんが、、CDでてたら買いたいなー。
高校生の時、このギターを盛んに真似してました。なつかしい思い出です。
しかし、、、いま聴いてもカッコいい・・







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Lemon Incest クロード・レヴィ=ストロースさん

Lemon Incest




とうとう死んじゃいましたね。
というか、、長生きしたなー。ご近所さんはみんな早くに逝ってしまわれていたのに。



全然この人の本を読んでないのでよくわからんのですが、、、
結局のところ、この人も一種のアナキストだったんですかね?








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