異化効果(effet de distanciation)

追悼のざわめき



ちょっと前からこの言葉について調べてみたりしていますが、いまいち映画理論の中でどう使っていいのかよくわかりません。

異化(いか)とは、日常とは異なる表現を与え、非日常に一旦意識を落とし込むことによって、却って日常のリアリティを生々しく喚起させることを目的とした行為、作用。


Wikipediaより)


元はロシアの文芸評論家であるシクロフスキーが提唱した言葉らしいのですが、、、
非日常で表現することで芸術になるってことか?
散文詩と韻文詩の違いで述べてあったりしますが、韻文詩の言葉自体が非日常であったりするし、散文詩を詩の中での芸術性を語るときにこの異化作用を持ち出すときには、単なる視点の違いのような気もするし、、、もうチョッと細かい解説を見つけてこないことには。。


とにかくブレヒトの言葉として有名なわけですので、ブレヒトが実際にどのように演劇の中に活かしたのか実例を見たいところであります。


//////


と、、そんなことはどうでもよくて、まさにこの異化効果というか、日常と非日常の境を失わさせてくれる、80年代日本アンダーグラウンド映画の金字塔がデジタルリマスターで復活し、そのうえようつべで予告編が見られると言う。。。恐ろしい世の中だ。



ちょっとまえから続いている、この動画に頼り切った文章はやめた方がいいかも。。我ながら思います。



/