EUとヨーロッパ映画

Jazz_Funk2005-05-31




EU憲法に対して、フランスでの国民投票でNONの結論。
フランスの映画人がこの結果に対して何かコメントしていないかとネット上で検索を試みましたが、まだそれらしいものを見つけることができません。

しょうがないので「europe plus net」のサイトで発見した、ちょっとは関係ありそうなインタビュー記事をひとつ。。。

Cinéma européen ou cinémas européens ?
http://www.europeplusnet.info/impart.php3?id_article=590


72,1 %. C’est la part des films américains diffusés en Europe en 2003. Une différence gigantesque comparée au nombre de films européens vus en dehors de leurs marchés nationaux : 6 %. Dans un contexte de mondialisation comment se porte le cinéma européen ? Existe-t-il une unité dans la production européenne ?


Rencontre avec Frédéric Sojcher, cinéaste et enseignant chercheur à l’université Paris I.


(...)


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ヨーロッパ映画? それともヨーロッパの映画?」*1

72.1%。2003年にヨーロッパで公開された映画の中のアメリカ映画の割合。それに対して国外で公開されたヨーロッパ製作映画の割合は6%。なんとも大きな違い。グローバル化の状況の中で、ヨーロッパ映画はどうなるのか? ヨーロッパ映画製作の中に一体性はあるのか?


(...)


日本でのんびり暮らしていた頃は、「ヨーロッパは地続きだし、いろんな国の映画が見れそうでいいなぁ」なんて思っておりましたが、EUの関係が強化されてきた現在でもこの状況のようです。


とにかくこのインタビューのなかでFrédéric Sojcher氏が言うには、、、


ヨーロッパ映画を守るにはまだ不十分であるし、、
ヨーロッパ映画を守ることは、それは文化的多様性を守ること、、
そして多くの映画を観ることが重要だということに気づいてほしい、、、


、、、だそうです。。。

*1:未熟な仏語力と日本語表現力不足のためわけわからないでしょうが「ジャンルとしてのヨーロッパ映画は存在するか? それとも単にヨーロッパで製作された映画なのか?」みたいなニュアンスだと思います。どなたか適切な表現をご教示いただければありがたいです。