めざせ! ホームシアター化計画


先日触れた「電車男」の自己申告制に関するニュースの続きで、「好評につき上映延長」との新たなニュースを見た。実際には映画館の戦略がうまくはまったということだろう。「電車男」に触れることはもうあまりやりたくないし、他のブログなんかでも扱っているだろうから、ここではもう新たなリンクはよしておくが・・・
それらの記事ではオタクが自己主張し始めたとか、オタクと関係なさそうな人まで「オタク」と申告して割引価格で映画を楽しんでいるようなこととか、申告された「オタク」を特に確認していないこととかを書かれていたりするのだが、そんなことはどうでもよくて、映画館としては割引価格の1,300円でもじゅうぶん元が取れるということが重要じゃないか? もっと安くても数さえ入れば、問題ないのではないかとも思う。


映画産業に従事したことはないので細かいことは言えないが、素人なりにちょっと考えてみても、日本では映画の入場料が高すぎる。ツタヤでDVDをレンタルすると、5本を1週間借りて1,000円ぐらい(詳しくわからないが、こんなもんでは?)だとして、1本あたり200円。映画館で1本見る金額で(まだ1,800円?)、レンタルDVDが9本借りれるわけですわ。(シネコンなんかでは「レイトショー1,000円」とか「レディースデー1,000円」とかもあったりするのだろうが・・・)


「映画館では大きなスクリーンとすばらしい音響で・・・」なんていう声も聞こえてきそうだが、最近では大画面液晶テレビとかプラズマテレビなんかも金額が下がってきてるし、5.1サラウンドなんてのも案外安価でそろえられたりする。そうはいっても、自宅をホームシアター化するにはイニシャルコストがある程度かかるのだが、映画館とレンタルDVDの大きな価格差により、あっという間にもとが取り戻せてしまいそうである。
そのうえ独り暮らし男性宅のホームシアターには、「彼女を家に呼んで、あんなことやこんなことしながら雰囲気アップのために恋愛映画でもみて、そんでもってそのあとは・・・」なんて特典までついてくる。
そんなホームシアターに映画館は勝てるのだろうか。。。


ちなみに蛇足だが上記の特典をもとに考えると、、、、
親と同居している青年が彼女とナニをする前に映画を観るためには、映画館に行かないと行けないということになる。
つまり《映画館=ラブホテル》という結論に達してしまうのだった。
ちゃんちゃん♪